┗ 80年代 男性アイドル

1980年01月01日

80年代 男性アイドル


1979年の『3年B組金八先生』で生徒を演じた田原俊彦、近藤真彦、野村義男から成るたのきんトリオがソロ歌手デビューし、次々とヒットを飛ばした。その後も、本木雅弘、薬丸裕英、布川敏和から成るシブがき隊や、少年隊など、ジャニーズ事務所は人気グループを次々と送り出しアイドル黄金期を作っていった。



 田原俊彦 

田原俊彦

1961年2月28日神奈川県生まれ。高校1年生の時にジャニーズ事務所に履歴書を送る。
1979年『3年B組金八先生』の生徒役で俳優デビュー。同じく生徒役だった近藤真彦、野村義男とともに「たのきんトリオ」を結成。1980年、その先陣を切って『哀愁でいと』で歌手デビュー。1980年代のトップアイドルとして大活躍。俳優としては、ドラマ『びんびん物語』シリーズの主役・徳川龍之介としも有名。


 近藤真彦 

近藤真彦

1964年7月19日神奈川県生まれ。1979年ドラマ『3年B組金八先生』の生徒役でデビュー。
同じく生徒役だった田原俊彦、野村義男とともに「たのきんトリオ」として活躍。1980年「スニーカーぶるーす」で歌手デビュー。1980年代を代表する男性アイドルとして、『ザ・ベストテン』や『ザ・トップテン』などの歌番組を中心に活躍した。1981年、1983年のブロマイド年間売上成績で第1位を獲得。


 松村雄基 

松村雄基

1963年11月7日東京都生まれ。高校在学中にドラマ『生徒諸君!』で主役デビュー。
1984年から放映されたドラマ『スクール・ウォーズ』で好評を博す。以後、数々のドラマ・映画・舞台で活躍。


 真田広之 

真田広之

1960年10月12日東京都生まれ。5歳で劇団ひまわりに入る。
1980年公開の映画『忍者武芸帖 百地三太夫』で初主演して以降、空手仕込みのアクションを披露。アイドルとしても売り出されていたため、歌手として歌番組にも出演していた。日本のアクションスター・デューク真田として日本国外進出も果たした。


 沖田浩之 

沖田浩之

1963年1月7日神奈川県生まれ。
『3年B組金八先生』第2シリーズの松浦悟役で出演し、人気を博した。1981年「E気持(イーきもち)」で歌手デビューしヒット曲となる。熱狂的ファンの親衛隊も多数結成される程のトップスターに駆け上がった。


 シブがき隊 

シブがき隊

布川敏和・本木雅弘・薬丸裕英によるアイドルグループ。1981年『2年B組仙八先生』に出演した3名により結成。1982年「NAI・NAI 16」で歌手デビューし『第24回日本レコード大賞』では最優秀新人賞を受賞した。「ZOKKON 命」「スシ食いねェ!」など特徴的な歌詞の歌が多かったが、ヒットを連発しトップアイドルの仲間入りを果たした。


 渡辺徹 

渡辺徹

1961年5月12日栃木県生まれ。1980年文学座に入る。
テレビドラマ『太陽にほえろ!』の新人刑事役に抜擢され、一躍人気を獲得した。ドラマ出演の他にも、歌手としてレコードを何枚もリリースし、歌番組やCMに出演するなど、新劇俳優らしからぬアイドル的な活躍が多かった。80年代後半には司会者・バラエティタレントとしてマルチに活躍した。


 風見慎吾 

風見慎吾

1962年10月10日広島県生まれ。1982年『欽ちゃんの週刊欽曜日』オーディション合格。
1983年には「僕笑っちゃいます」でレコードデビューを果たし、第16回日本有線大賞最優秀新人賞を受賞した。自らニューヨークに出向き猛特訓でブレイクダンスを修得し、日本におけるブレイクダンスの先駆者としても知られる。


 チェッカーズ 

チェッカーズ

藤井郁弥をリードボーカルとする男性7人組のロックバンド。
1983年「ギザギザハートの子守唄」でデビュー。1984年、「涙のリクエスト」がヒット。ランキング番組に3曲同時ランクインするなど、チェッカーズは社会現象化し、ファッションなどにも大きな影響を与えた。1985年「ジュリアに傷心」がオリコンチャート年間第1位になり、ブロマイドの年間売上実績でも第1位を獲得した。


 吉川晃司 

吉川晃司

1965年8月18日広島県生まれ。高校時代オーディションを経てナベプロ入り
1984年、シングル『モニカ』で歌手デビュー。映画「すかんぴんウォ-ク」の主題歌となったこの曲はヒットし、その年の日本歌謡大賞最優秀新人賞ほか、8つの新人賞を独占する。1989年には布袋寅泰とCOMPLEX結成。モデル並みの高身長と抜群の運動神経を生かしたパフォーマンスで人気を得た。


 清水宏次朗 

清水宏次朗

1964年11月10日東京都生まれ。高校の時に原宿でスカウトされ芸能界入り。
竹 宏治という芸名でアイドル歌手として1981年にデビューする。その後、芸名を清水宏次朗に改め、1985年、映画『ビー・バップ・ハイスクール』での仲村トオルとのコンビ・ヒロシが当たり役となった。


 野村宏伸 

野村宏伸

1965年5月3日東京都生まれ。
1984年、映画『メイン・テーマ』のオーディションで23000人の中から選ばれて俳優デビューし、日本アカデミー賞の新人賞を受賞。1986年に『キャバレー』で映画初主演、1987年に『ラジオびんびん物語』でテレビドラマ初出演を果たす。『教師びんびん物語』でアイドル俳優としてブレイクし、歌手としてもデビューした。


 少年隊 

少年隊

東山紀之・錦織一清・植草克秀の三人によるヴォーカル・ユニット。1985年『仮面舞踏会』でレコードデビュー。1986年少年隊主演ミュージカルPLAYZONE開演。第37回NHK紅白歌合戦に出場し、8年連続出演した。1987年、「ブロマイド」年間売上成績が第1位になった。ザ・ベストテン、歌のトップテン、夜のヒットスタジオなどの歌番組にひっぱりだこだった。






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